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2023年3月16日

マンション管理会社様が体験した危機迫るお話


高齢者事業スタッフのAです。


先日、マンション管理会社の担当者様より、その方が実際に体験した危機迫るお話をお聞きしましたのでご紹介いたします。


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『私が担当をしているマンションの居住者様(70代お一人暮らし)のご親族から、居住者様と連絡が取れず心配でマンションに来ているとの連絡を受け、警察への立会いを依頼し、私もマンションへ向かいました。
警察とご親族、私の立ち合いのもと、室内でご本人の無事を確認し、警察も「本人から大丈夫である旨の返答をもらった以上、更なる介入はできない」とのことで、ご本人の意思も尊重し、その日はそのまま帰ることになりました。

しかしその一週間後、他の居住者様からこの部屋に関し、
「郵便ポストに新聞が溜まり続けている」
「いつも洗濯物を干すお宅なのに、ここ数日洗濯物が干されていない」
と心配の相談が寄せられました。

すぐさま安否確認に伺いましたが、ドアをノックしてもチャイムを押しても呼びかけに反応がありません。
電話をするも繋がらず、対応が手詰まりになりました。
警察へ通報し、立ち合いを要請したうえで、場合によっては鍵業者による玄関扉開錠をお願いする事態を想定していました。
警察官が到着し、再度私が扉の郵便受けから大声で何度か呼びかけ、鍵を開錠しますよとお伝えしたところ、小さな声で「動けない」との返事がありました。

すぐに救急の要請を行い、救急隊員がベランダから室内へ入り、居住者様を緊急搬送することになりました。
救急隊員によれば、命に別状はなかったものの、衰弱しきっており、発見が遅れれば手遅れになっていたかもしれないとのことでした。
マンション内からのご相談が早くて本当によかったです。』

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以上がマンション管理会社ご担当者様よりお聞きしたお話です。
近年、ご近所づきあいやコミュニティーの希薄さが問題視されており、
【新聞が溜まっている】
【洗濯物を何日も干していない】
など、見方を変えれば過干渉などと捉えられる可能性もありますが、この些細な気づきによって、間違いなくこのマンションのコミュニティーが人命を救ったのだと思います。


弊社ではおひとりさま高齢者の老後のお悩みに寄り添い、ひとつの窓口で様々な問題を解決しております。
マンション管理会社様におかれましても、担当されているマンション内で心配な高齢の居住者様がいらっしゃいましたら、すぐにご相談ください。幅広いサポートでお悩みを解決いたします。


 

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