2023年4月18日
金融業界出身のHです。
厚生労働省は2022年の出生数が速報値で前年比5.1%減の799,728人であったと発表しました。
80万人割れは1899年以降初めてだそうです。
急減の主因は結婚減です。婚姻数は2019年の60万組から2022年には51万組に減少、我が国は婚姻数が出生数に直結する為今後更に出生数が減少する可能性が高いとされています。
結婚しない理由は、相手がいない、経済的に難しい、自由を失いたくない、等様々です。
特に男性の理由の中で、自分の給料を他人に使われるのは損をした様な気になる、というものもあり少し驚かされます。
政府は異次元の少子化対策と称して、歯止めをかけたいとしていますがどうでしょう。
保育所を増やす等の対策では余り効果は期待できないのではないでしょうか。
むしろ教育費を含め相当な金銭的インセンティブが必要と思われます。
しかしもっと大切なことは、我々自身が我々の未来に対してもっと肯定的に楽観的になれる事が必要だと思います。
将来へのポジティブなイメージが抱けないと子供を作ったり家を買ったりはしないと思うのです。それらは夢や可能性そのものですから。