家族に暴言を吐く相談者さん、施設入居で変化が

高齢者事業スタッフのYです。

施設の多様化が進み、自分に合った施設を選びやすくなっておりますが、施設に対してネガティブなイメージを持つ高齢者もいらっしゃいます。

施設に入ることによって、
「寝たきりになってしまうのではないか」
「認知症が進行してしまうのではないか」
ご家族が説得をしても、ご本人の不安は解消されません。

施設入居がもたらしたものとして、
私が施設入居を支援した方のご家族からのお話です。

施設に入居される前のご本人は、とても攻撃的な方でした。
ご家族だけでなく、ケアマネなど、家族以外の周りの人たちにも暴言を吐いていました。
ご自身も、この先の不安や心配が原因だと自覚されていましたが、自分ではどうすることもできないとおっしゃっていました。
そんななか、順調に施設入居ができ、それまで抱えていたお悩みが解消されました。

お悩みが解決されて数週間、ご家族からとても穏やかに生活していると報告を受けました。
これまで、攻撃的で優しい言葉をかけることができなかったご本人から、
「ありがとう」という言葉をもらったと嬉しそうに報告してくださいました。

今では、施設に馴染むことができ、自分らしく楽しく生活されているとお伺いしております。

私たちは、ご本人に合った施設、ご本人に納得いただける施設を提案いたします。
また、一緒に施設の見学に行くことで、施設のイメージも変わるかと思います。

自宅で頑張るという選択だけでなく、施設入居によりサポートしてもらうという選択も、自分らしい生き方のために考えてみてはいかがでしょうか。