2023年8月19日
高齢者事業スタッフのAです。
介護保険制度は、介護における家族の負担を軽減し、社会全体で支えることを目的に2000年に創設された制度です。
創設以来、65歳以上の被保険者数が約1.7倍に増加する中で、サービス利用者数は約3.5倍に増加しており、高齢者の介護に無くてはならないものとして定着・発展しています。
①65歳以上被保険者(第1号被保険者数)の増加
2000年4月末 2,165万人 ⇒ 2022年3月末 3,589万人 「1.7倍」
②要介護(要支援)認定者の増加
2000年4月末 218万人 ⇒ 2022年3月末 690万人 「3.2倍」
③サービス利用者の増加
・在宅サービス利用者数
2000年4月 97万人 ⇒ 2022年3月 407万人 「4.2倍」
・施設サービス利用者数
2000年4月 52万人 ⇒ 2022年3月 96万人 「1.8倍」
・地域密着型サービス利用者数
2000年4月 - ⇒ 2022年3月 89万人
また、65歳以上が支払う保険料「全国平均(月額・加重平均)」は、介護保険制度創設時の第1期2,911円(2000-2002)に対し、現在の第8期は6,014円(2021-2023)と倍増しています。
来年は2年ごとの介護保険制度の見直し時期にあたり(第9期2024-2026)、年々増加する費用負担にも注視が必要です。
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▽厚生労働省老健局.「高齢者向け住まいに関する最近の施策動向」,(参照2023-06-15).