2023年9月7日
高齢者事業スタッフのSです。
先日、生前より当社でサポートしていた高齢男性Mさんの姪御さんからお手紙を頂きました。
Mさんがご逝去され1年が経ち、お世話をしていた姪御さんも少しずつ落ち着きを取り戻され、改めて御礼のお気持ちをお手紙で送ってくださいました。
Mさんには兄弟もお子さまもおらず、奥様がご逝去されてからは姪御さんが色々なお世話をされていました。
しかし、姪御さんは、Mさんの奥様方の姪にあたるため、Mさんの法定相続人ではありません。
Mさんは生前より「面倒をみてくれた姪に財産のすべてを託す」と話されていたそうですが、法的な手続きをしていませんでした。
いよいよ最期の時が近づいてきたその時、姪に財産を託すべく、死が差し迫る中で遺言を作成し、死後事務を契約し、ご自宅の売却を行い、そのすべてをお手伝いさせて頂きました。
すべての手続きを終えた数日後、Mさんは安心されたかのように天国へと旅立たれました。
Mさんの死から1年が経ち、その後のお話もお手紙にしたためてくれていました。
実は、奥様のお墓が富士山の麓の霊園にあり、Mさんも一緒のお墓に納骨してほしいという霊園側の意向があったそうで、姪御さんだけでは話がまとまらず困り果てていたところ、死後事務の手続きを担当した行政書士の先生が働きかけ、無事に姪御さんが住む近くのお寺に二人一緒に埋葬することができたそうです。
「最後の最後までお世話になりました」と感謝の気持ちをお手紙に記してくださっていました。
携わった方々の感謝のお手紙や励ましを頂き、益々頑張らねばと心に誓いました。
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