2023年9月16日
高齢者事業スタッフのYです。
前回、友人のLGBT告白についてブログを書きました。
著名人のカミングアウトなど、性の多様性について、日本でも理解が深まっているように思います。
先日、友人に子どもが生まれたので自宅に伺いました。
友人の子どもは女の子です。
名前についての由来を聞いたとき、友人はこう言いました。
「生まれたときは女の子だったけど、この先、心の性別が変わるかもしれない。
だから、男性であっても女性であっても違和感のない中性的な名前にしたよ」
LGBTの方が、自分がLGBTであることを親に伝えることを躊躇するという話はよくあります。
勇気を出して伝えても親がショックを受けて泣いてしまったり。
全ての親が理解してくれるわけではありません。
友人夫婦が、子どもが生まれる前から、LGBTの可能性を考え名づけをしていたことに、心打たれました。
前回のLGBTの友人の話と重複しますが、性的マイノリティの方が生きやすい世の中にするためには、一人一人の理解が必要だと思います。
身近な人からカミングアウトを受けた場合、驚きや戸惑いで受け止められないかもしれません。
受け止められなかったとしても、否定することなく、受け入れられるよう相手を知る、話し合うことが重要です。
社会全体がLGBTを受け入れる体制になるよう、少しでも苦しんでいる人がいることを広めていきたいと思います。
▼前回の内容はこちらをご覧ください
『性の多様性について~Part1~』