2023年10月16日
高齢者事業スタッフのSです。
先日、マンションにお住まいのK様のお住み替えをお手伝いさせていただきました。
ご自宅の築年数は約30年。室内はとても綺麗にお使いでしたが、高齢者施設に入居されるにあたり、資産整理のために売却をされました。
そのご契約の際、K様が懐かしそうにご自宅を購入された当時のことを話してくださいました。
当時、K様はお母様とは別々で暮らしていたそうですが、高齢となったお母様をサポートするため、在宅で介護ができるこのマンションを購入されたとのことでした。
元々お母様が住んでいた一軒家は、高台で見晴らしが良く、富士山が見えるとても良いところでしたが、坂道や階段があるなど、在宅介護には適していませんでした。
そこで一軒家を売却し、お二人で住む用にこのマンションを購入されたそうです。
そのお母様も15年前にご逝去され、一人で住むには大きく、K様ご自身が施設への入居を希望されたこともあり、売却の運びとなりました。
その後、売却されたマンションは室内のリフォームを行い、新しいお客様に売却することになりました。
新たに住まわれるお客様に、マンション購入の動機をお聞きしたところ、ご実家に住む親御さんの介護のためにご実家を売却して、一緒にお住まいになる家を探されていたとのことでした。
何かとても深い縁を感じました。
そのことをK様にお伝えしたところ、とても感動され、一連のサポートに感謝のお言葉を頂きました。
約30年前、お母様のために新居を探されたK様の思いと、新たな購入者様の思いが繋がった、とても感慨深い出来事となりました。
大切なご自宅のお住み替えをお考えの方は、ぜひ私たちまでご相談ください。
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