2023年12月15日
高齢者事業スタッフのSです。
墓じまいをする人が増えています。
厚生労働省の衛生行政報告例によると、墓じまいをした人は2011年度の約7万7000件から2021年度は約11万9000件となり、この10年で1.5倍に増加しました。
今ある墓を撤去するには、寺院墓地の場合は寺への相談が必要です。
その際、檀家を離れるために高額な費用を請求されるケースが増えているようです。
日本人の宗教観の変化や都会への人口集中などにより、檀家離れに悩む寺が増えており、さらに墓じまいが加速すると、檀家料や法事のお布施などの収入源はさらに減ります。
そのため、様々な方法で檀家をやめさせないようにするケースが見られるようです。
実際にあったケースで「離檀を切り出すと墓じまいに必要な書類である『埋蔵証明書』にサインをもらえず、それと引き換えに1柱につき数十万から数百万円、墓に入っている先祖全員分の高額な離檀料を求められた」という報告もあるそうです。
一昔前と比べると、寺との関係が希薄になり、寺側が代替わりした檀家の経済状況などを知らない場合が多いことも理由の一つのようです。
自主的なお布施として檀家が費用を負担するならともかく、年に一度の法要で顔を合わせるかどうかの関係性で高額な費用を求められれば、檀家としても困るのは当然でしょう。
私たちにもこのようなケースのご相談が増えてきました。
当社は単なる墓じまいだけでなく、永代供養など死後対応の総合的な支援を行っています。
是非一度お気軽にご相談ください。
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『当社の死後事務サービスについて』