2024年2月24日
高齢者事業スタッフのAです。
令和6年1月22日に介護報酬の改定が行われました。
この改定は、第239回社会保障審議会介護給付費分科会において議論され、その主要内容が公表されています。
改定のポイントは以下の4つです。
1.地域包括ケアシステムの深化・推進
地域に根ざしたケアシステムを強化し、居宅介護支援や訪問介護の質を向上させることを目指しています。また、医療と介護の連携を強化することも重要な柱となっています。
2.自立支援・重度化防止
口腔ケアや栄養管理などを通じて、介護が必要になるリスクの高い状態を予防することを目指しています。介護費用の増加を抑える効果も期待されます。
3.良質な介護サービスの効率的な提供
職場環境の改善を通じて、介護サービスの質を高めることを目指しています。具体的には、処遇の向上やICTの活用が挙げられます。
4.制度の安定性・持続可能性の確保
サービス提供の見直しや、短期入所生活介護の利用適正化などを通じて、介護制度の持続可能性を図る取り組みが行われています。
これらの改定は、超高齢社会・日本において、医療と介護の保険制度を持続可能なものにするための重要なステップです。
介護報酬の改定を通じて、より質の高いケアの提供と介護サービスの効率化が期待されます。
私たちも地域包括ケアシステムの一員としておひとりさま高齢者の支援を行ってまいります。
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