2024年2月26日
高齢者事業スタッフのYです。
先日、私が身元保証を担当していたS様がご逝去されました。
病院から、「緩和ケアのある病院に転院したいので身元保証をお願いしたい」と相談がきた時点で予後1ヶ月。
医師の見立て通り、相談から1ヶ月後にご逝去されました。
初めてお会いしたときから、転院のサポートや遺言の立会いなどで、週に1度お会いしていましたが、徐々に会話も減り、座っている時間も減っていきました。
最後にお会いしたのは転院のお手続きの日。
転院先の病院で医師による、現在の病状説明がありましたが、S様は、「私はもう聞かなくていい」とおっしゃいました。
転院されたのが亡くなる約1週間前だったのですが、車いすに座っていることも辛そうでした。
口数も減っていたなか、S様が医師におっしゃった言葉がとても印象的でした。
「私ね海洋散骨してもらうのよ。海に撒いてもらうのよ。」
その時のS様の安心されたお顔が今でも忘れられません。
S様の海洋散骨に、私も出席する予定です。
S様の最期のご遺志を叶え、感謝の気持ちを伝えながら笑顔でお見送りしたいと思います。
私たちはこれからも、多くの方の遺志を叶えるサポートを続けてまいります。
▼詳しくはこちらをご覧ください
『当社の身元保証・死後対応について』