2024年3月14日
おひとりさま高齢者支援事業スタッフのYです。
2ヶ月前に、身元保証をさせていただいていたA様がご逝去されました。
今日はそのA様のご納骨に立ち会ってまいりました。
A様は遺言も残されていたため、生前のご意向に沿って、納骨が行われました。
納骨堂のご住職が読経後、亡くなった方の存在についてお話してくださいました。
「亡くなった方は、あなたにとって、一番身近な仏様になります。
あなたがつらいとき、苦しいとき、生きている友人や家族にまず相談しますが、本当のことを全て話せなかったり、気を遣ったりしてしまうことがあると思います。
でも、身近な仏様は、24時間365日、いつでも話を聞いてくれて、気を遣う必要はありません。
身近な仏様は、現世の苦しみや悲しみがなくなった状態です。
あなたが、現世で元気に幸せに生きていくことが、身近な仏様にとって一番の供養になります。
つらいとき、苦しいとき、身近な仏様がいてくれることを覚えておいてください。」
そのようなお話でした。
個人的な話になりますが、私は父と母を亡くしているので、住職の言葉が胸に刺さりました。
普段生活しているうえで、父や母に助けられたのではと思う瞬間が何度かあったからです。
納骨後、A様のご家族とお話する時間があったのですが、
「ようやく私たちの元に帰ってくれた気がします。」
とおっしゃっていました。
A様は病院でご逝去されたため、きっとご自宅に帰られたのでしょう。
身近な方が亡くなることは寂しくつらいことです。
それでも、住職がおっしゃったように身近な仏様として存在を感じながら、元気に幸せに生きていくことが、残された者の使命なのではないでしょうか。
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