金融業界出身のHです。
先日新聞に、米国の富豪が自分の体を使って不老不死の研究をしているとの記事が出ていました。
30名のスタッフに囲まれ、毎日100錠のサプリメントを飲み、年間の費用は約2百万ドル(日本円で2億円超)だそうです。
日本でもこの種の研究は手掛けられており、老化の防止薬、ゲノム編集による遺伝子治療などが進んでいるそうです。
不老不死は始皇帝の時代から人間の大きな欲求の一つですし、健康のまま老いていきたいとは誰しも望むところです。
実際小生の通うスポーツジムの加入者は、約6割が65歳以上の高齢者です。
こういった仕事をしておりますとご高齢の方にたくさんお目にかかります。
本当に様々な方がいらっしゃいます。
全く自立できている方、寝たきりの方、認知機能に全く問題ない方、若干認知機能が低下気味の方、等々です。
その中には不幸にして亡くなられる方もいらっしゃいます。
我々私たちは「死後事務委任契約」に基づいて、ご逝去の際の手続もお手伝いしております。
このご要望に関しても非常に様々です。
色々リクエストのある方(以前空中散骨のご要望を頂いたことがあります)。
全く頓着しない方。 等々です。
ただ個人的な感想ですが、死後の事に拘る方というのは生きることにも拘ってこられた方なのではないでしょうか。
是非は別としてそういう生き方をされてきたということでしょう。
結局人はいつか亡くなります。我々はその方の最後のいわゆる「如何に死ぬか」というところをお手伝いしていることになります。
でも結局「如何に死ぬか」は「如何に生きるか」という事と同義とも思えるのです。
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『私たちの高齢者支援について』