おひとりさま高齢者支援事業スタッフのYです。
以前、「死後の希望を叶えるお手伝い」で、海洋散骨を希望されていたS様の海洋散骨に立ち会ってまいりました。
遺言作成を担当してくださった行政書士の方と2人、船に乗り東京湾で散骨を行いました。
私も行政書士の方も、海洋散骨に立ち会うのは初めてです。
船の運転士、海洋散骨の責任者、もう一組のご家族、私たちの計8人で出発いたしました。
責任者の方が散骨場所や散骨方法などを丁寧に教えてくださいました。
散骨は、溶ける袋に入った粉末状のお骨を海に入れ、お酒、お水、お花を続けて入れ、手を合わせます。
ディズニーリゾートと羽田空港が見える素晴らしい眺望から海洋散骨を行いました。
責任者の方が一部始終を写真に収めてくださり、思い出として残してくださいます。
行政書士の方も私も、S様とは亡くなられる1ヶ月前にお会いしましたが、何度もおっしゃっていたのが海洋散骨を希望するというお話でした。
海洋散骨が終わると、清々しい気持ちになりました。
S様が亡くなられたのは12月末でしたが、ようやくS様の供養ができた、遺志を叶えてあげることができたという気持ちになりました。
「私ね海洋散骨してもらうのよ。海に撒いてもらうのよ。」
最期にお会いした時にS様がおっしゃっていた言葉です。
S様、最期の遺志叶いましたね。これからはゆっくりしてください。
私たちは葬儀・納骨まで、故人の遺志を大切にしております。
生前からご逝去後まで、一緒に希望を遺すお手伝いをさせていただきます。
▶『私たちの死後事務対応について』