おひとりさま高齢者支援事業スタッフのKです。
身元保証は入院や施設入居等、特に高齢者の差し迫った場面で必要となる一方で、少子化や家族関係の希薄化により、親族を頼ることが出来ないケースが増加しております。
現在では、入院時や施設入居での債務保証、本人死亡後の諸手続き等、通常身元保証人に求められる役割を身元保証会社が代行するサービスが提供されるようになりましたが、身寄りのない高齢者は2040年には高齢者全体の4分の1に相当する1000万人以上に達すると推計されており、身元保証の重要性はより一層高まっております。
親族に代わる身元保証会社の重要性が増す一方で、その歴史はまだ浅く、費用が発生するのにサービスがされない、倒産して預けたお金が返ってこない、寄付を強要されたなどの問題も顕在化しております。
ただ、家族や親族が高齢者を支えることが難しくなっている中で、身元保証会社が身元保証の責務を負って事業を継続していく上では、相応の費用と運営体制が必要です。
安価な価格設定やしっかりしたノウハウがなければ、適切なサービス、保証の継続は難しいものがあります。
身元保証の健全化に向けて、監督省庁による事業免許制の導入やガイドライン作成・遵守の徹底に向けた取り組みが検討されています。
当社においても、身元保証契約をさせて頂く際にはご利用者様に適切なサービスと保証を提供できるよう、適切な事業継続に努めて参ります。
▶『当社の身元保証について』