おひとりさま高齢者支援事業スタッフのAです。
2019年10月1日、内閣府の発表によれば、日本の総人口に占める65歳以上の割合は28.4%に達しています。
これは、「4人に1人が65歳以上」という超高齢社会の現実を示しています。
さらに、今後50年以内には「3人に1人が65歳以上」となる予測も出ており、日本の高齢化は人類史上類を見ないスピードで進行しています。
日本の高齢化の速さを他国と比較すると、その驚異的なスピードが浮き彫りになります。
各国の高齢化率(65歳以上人口の割合)が、7%から21%に上昇するまでに要した年数は以下の通りです。
日本:37年(1970年~2007年)
フランス:161年(1865年~2026年)
スウェーデン:136年(1890年~2026年)
ドイツ:82年(1932年~2014年)
韓国:28年(1999年~2027年)
中国:33年(2002年~2035年)
欧州諸国での高齢化はゆるやかに進行しており、国民の意識改革や社会保障制度の改革にも時間をかけることができています。
例えばドイツでは2013年以降、介護保険や年金制度の見直しなど、安定的かつ持続可能な社会保障制度への運用が進められています。
一方、アジアの韓国や中国でも、急速に高齢化が進展していることがわかります。
日本の高齢化率はすでに30%に迫り、世界の中でも急速に超高齢社会を迎えていることは明白です。
移民の受け入れやAIの導入など、さまざまな対策が考えられますが、現実的には今すぐに効果を発揮するわけではありません。
人口減少に備えた資産の保全や新しい経済モデルの構築を真剣に考える必要があります。
当社も人口減少、高齢化の影響により増加するお一人さま高齢者を社会全体で支援できるよう、包括的な枠組みを提案してまいりたいと思います。
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