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お一人さま支援事業スタッフのYです。
昨年の3月から支援をさせていただいていたW様がお亡くなりになりました。
「今年に入ってから調子が悪い」と入居先の施設から連絡があり、4月～5月にかけてご入院もされておりました。
入院手続き、退院手続きを対応させていただき、何度か病院にお見舞いも行きました。
生前、とても元気だったW様。
97歳とは思えないパワフルさで、お甘いものが大好き、おしゃべり大好き。
施設内にお友達もできて、楽しく生活されておりました。
私たちがW様とお会いしたきっかけは、デイサービスのケアマネジャーからの相談でした。
同居していた息子さんが入院され、自宅にお一人になってしまった。
転倒されるリスクがあり、「ご自宅にお一人にしておけない、どうしたら良いだろうか」とケアマネジャーは困っておられました。
GWが迫っていたため、すぐにサポートをスタート。
身元保証、財産管理、遺言書作成、施設探しを約2週間で対応し、GW前に施設への入居を終えることができました。
施設入居後には、ご自宅の売却もお手伝いし、空家を未然に防ぐこともできました。
私とW様は空家の実態について取り扱ったNHKの取材も受けました。
退院後、W様のこれからについて、施設、訪問医と話を行いました。
私たちは医療同意は行いませんので、訪問医の判断にお任せしましたが、W様にとって最も穏やかな最期になるよう、医療行為は行わずお看取りとなりました。
退院して約10日、W様はご逝去されました。
施設長のお話によると、最期までスタッフの声に反応されていたようです。
とても生命力が強い方ですねとお話をしました。
私たちアドバンスライフプランニングの支援はこれで終わりません。
これから、W様の火葬、納骨、資産等含めた事務処理まで対応させていただきます。
ご本人はもちろんですが、支援の枠組みを作成しておくことは、遺されたご家族や私たちにとっても、安心できることです。
W様を偲びつつ、引き続きW様の支援を続けてまいります。
▶『私たちのお一人さま支援について』
