お一人さま支援事業スタッフのAです。
家族の介護や世話に追われる「ヤングケアラー」を支援するための改正子ども・若者育成支援推進法が、6月5日に参議院本会議で可決・成立しました。
この法律は、国や自治体がヤングケアラーの支援に努めることを明記し、相談窓口の整備などを促進することを狙いとしています。
改正法では、ヤングケアラーを「家族の介護やその他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と定義しています。
従来、国内ではヤングケアラーは18歳未満の子どもとして位置づけられていましたが、家族のケア負担の影響は18歳以上でも続くことが指摘されていました。
そのため、政府はおおむね30代までを対象とする子ども・若者育成支援推進法の枠内で法制化を行い、18歳以上の若者にも切れ目なく支援を続けることを明確にしました。
この改正法がヤングケアラーの問題に対する社会的認識を高め、相談窓口の整備など具体的な支援策が進むことを期待し、ヤングケアラーが自分の時間や夢を追いかけることができる社会の実現を切に願っています。
私たちアドバンスライフプランニングでは、ヤングケアラーの方などご家族も含めた包括的な支援の枠組みをご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください。
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