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アドバンスライフプランニング株式会社
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社長ブログ
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関東大震災から100年
2023年5月5日
社長の森角です。
我が国の自然災害史上最悪の震災である「関東大震災から100年」の節目の年です。
関東大震災での死者は約10.5万人、そのうち火災による死者数は9.2万人と言われています。
昔に比べて一人暮らしの方が増加し、高齢者の単身世帯も増え、近所付き合いが希薄になりました。地域コミュニティの機能が低下した社会は、災害時の共助の力も弱まり、行政への依存度が高まっています。
当社の本社地である世田谷区三軒茶屋エリアは古くから居住する高齢者や、渋谷区から至近であることから若者も多く住む人気のエリアになっています。大通りから一本入ると緊急車両が入れない細い道沿いに築50年以上の木造住宅が密集する「木密地域」が存在します。おひとり住まいの高齢者が多く暮らす街だからこそ、いま大地震が起きたらと思うと気が気ではありません。
親が住んでいた家は子世代に引き継がれます。また、高齢者が居住していた場所に若者が新たな建物を建てて住むこともあるでしょう。そうして街は新陳代謝を繰り返し生まれ変わっていきます。
建て替えにより狭い道は拡幅し、延焼しにくい建物へと生まれ変わります。
しかし、世田谷区は全国で一番空き家が多い行政区のため、街の代謝が滞っているのが現状です。
地震調査研究推進本部地震調査委員会では、首都直下地震で想定されるマグニチュード7程度の地震が30年以内に発生する確率は70%程度と予測しています。(2020年1月24日時点)
いま震災が起きた場合、消防車や救急車は目的地に辿り着けるのか、とても心配です。
空き家対策は空き家になった後では解決が困難なため、そうなる前に未然に防ぐ必要があります。これからは「空き家を予防する」時代です。
空き家予備軍は、不動産を所有したおひとりさま高齢者や子どもがいないご夫婦です。
老後が心配な方は身近な人に相談される事をおすすめします。
これから起こりうる「大震災」や「空き家問題」に、今から取り組んでいきましょう。
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